作曲・西前 四郎 訳詞・深田 久弥
原詩はロジェ・デュプラ、1951年にガルワールヒマラヤの、ナンダデビー峰(7816m)で消息を絶ちました。

(1) いつかある日 山で死んだら

古い山の友よ 伝えてくれ

(2) 母親には 安らかだったと

男らしく死んだと 父親には

(3) 伝えてくれ いとしい妻に

俺が帰らなくても 生きて行けと

(4) 息子達に 俺の踏み跡が

故郷の岩山に 残っていると

(5) 友よ山に 小さなケルンを

積んで墓にしてくれ ピッケル立てて

(6) 俺のケルン 美しいフェースに

朝の陽が輝く 広いテラス

(7) 友に贈る 俺のハンマー

ピトンの歌声を 聞かせてくれ

いつかある日