(1) 森深く 迷い辿(たど)れば
古き鉈目は 導きぬ
人の心の しみじみと
懐かし嬉し 木暗(こぐら)き径(みち)に
(2) 岨(そば)茨(いばら) いかにありとも
努め拓きて 共々(ともども)に
愛の導(しるべ)を 刻みつつ
仰ぎて行かん 真白き峰を