(1) 山が命と 笑ったあいつ
山を一番 愛したあいつ
雪の穂高よ 答えておくれ
俺に一言 教えておくれ
なんで吹雪に あいつは消えた
銀のピッケル 振ってたあいつ
山をこの俺 恨みはせぬが
あんないい奴 どこにもいない
(3) 夢に破れて 帰らぬあいつ
雪に埋れて 眠ったあいつ
山の木霊よ 返しておくれ
俺にも一度 やさしい笑顔